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​異世界回遊音楽奇譚

サークル庵寿2022年秋の新作はファンタジーをモチーフにしたコンピレーションアルバム

01

pop'n party night(with ぱえりあ)

​詞:ぱえりあ 曲:two 歌:GUMI Vocalsample:中村さんそ

魔法の剣がゼロに重なってミッドナイトパーティーの開幕

踊るティーカップ跳ねるシャンデリア忘れてしまおうtoday's daytime!

誰でも参加オッケー!持ち込み無用!友達募集!毎日開催

楽しい事だけ頭空っぽでどんどんやっちゃえよ! everyday everynight!

 

なんで?そんなにさ。疲れた顔してるの? 

せめて、今だけはさ。笑顔にしてあげる!

ここは現実と夢の狭間 人じゃない僕達と君しかいないよ

 

嫌な事辛い事忘れたい事は

思いっきり吐きだして明日は笑顔で

 

尖った月が傾き始めて何でもありのライブの開幕

叫ぶシンセに歌うエレドラ音楽は自由 this is best my music!

 

飛び入り参加オッケー!ポジション自由!ゆかいな仲間と毎日開催

ドーパミン∞でやりたい放題!みんなでやらかそう!going my way! going my way!

 

なんで?そんなにさ。うつむいているの?

せめて、今だけはさ。元気にしてあげる!

 

ここはボロボロな君の為の世界

どんな事もできるさ!好きなだけ遊ぼう!

 

今日受けた傷の痛みは忘れて

好きなだけ楽しんで明日は元気で

02

怪獣

​詞/曲:ぱえりあ 歌:東北3姉妹

もう何年前の事だろう?

蒼くなった血を見て思うの

一度の過ちでこうもなる 今はこれで良かったと思えるの

 

何度も踏みつけられ

血を恐れられた

 

遥かな歳月乗り越え

意識は温もりの中

感じる人の想いを知った心泪

 

いくつも痛みを刻まれ

流れた血涙枯らし

気づいた過去の過ち

遅すぎた今

 

もう何年前の事だろう

硬くなった皮を見て思うの

何回も傷つけばこうもなる

今があるからいいと思えるの

 

何度も石投げられ

体貌恐れられた

 

大きな変化を恐れた

眩しい陽光の中

両眼の瞼を閉じた

今はこれでいいと

 

それでも私を選んだ

真摯な想いを両手で

抱き寄せ掬い上げた

謎の気持ちは

 

この先変わらぬ気持ちを

忘れない刺さった棘を

風貌恐れず寄り添ってくれたその愛を

 

前には諦め投げ捨て

今では気持ちのままに

本気で止めるの止めた自分らしさは...

03

​夜明けの光

​詞/曲:ブルーな青 歌:知声

夜明けに夜明けに届かない光を数えて

夜明けに夜明けに光は遠くへ

揺れる揺れる地平線

沈む雲、どこへ向かうの

 

 

どこまで進めばいい?

どれだけ手を伸ばしたら? それでも満たされずに

それならこの夜を越えよう 夜明けに夜明けに

04

映し絵の合間

​詞/曲:two 歌:鏡音リン

出会ったことは奇跡、運命? 美しく、穢れなく、純粋無垢で

歩きはじめた 自分を見ることは... 振り返りたくない 恥ずかしい ことさえ 一コマ一コマ 一コマが鮮明に 綺麗だった

誰もが 人の感情に触れ 驚きの瞬間があって

笑顔に胸があつくなった どんな景色が見える?

満天の星空は 瞳に映ることはある? 

きっと素敵な日だったんだよ そう思えるように 

さまよう今日に終焉を

 

重なった時間は偶然、必然?

果てしなく、穏やかで、時間(とき)は無限で

数えはじめた 自分の過去さえ

あるがままでいいとは思えず ただわがままだったことさえ

一コマ一コマ 一コマが鮮明に 綺麗だった

誰もが 人の魅力に触れ 素顔に胸があつくなった

笑顔を独り占めしたくて どんな景色が見えるの?

紺碧の昼空に 虹を映すことはある?

きっと幸せな日だったんだよ そう思えるように

おびえる今日にさよならを

05

​ランドリー

​詞:さらみさん。 曲:ポポ太 歌:IA

いつもいらない意地ばかり

憧れと嫉妬 君を見上げては

自分を絞める

高い壁は僕の靴では登れない

いや

靴があっても無理か

こんな僕なんて要らない。

ドブに捨てた

 

小さい程痛くて

大きい程治らないんだ

僕はいつも泣いてる

君をいつも見上げていたよ

洗剤の匂いと汚い床が

今では凄く眩しいんだ

 

コインランドリーの匂いと

眩しい光は

僕の中指を

綺麗に舐める

高い壁が登れないなら壊していい

いや

ここで壊してやるよ

こんな壁なんて要らない

叩き割った

 

大きい程怖くて

小さい程破れないんだ

君はいつも泣いている

僕はそんな君を見ていた

強い柔軟剤と君の髪が

床に落ちて消えて行った

06

​浮遊fes

​詞/曲:two 歌:鏡音リン

歌え 踊れや 騒げ 人目をきにせず

音に触れれば 震える心身

 

代り映え無い 日も悪くはない

不安だって 少なくて済むね

だけど何故か 物足りない

深く先の アドベンチャーしたい

 

夜に紛れて 開く扉

いつしか響く音に酔って

 

飲めや 食えや 飛べや

と騒いだなら 悩みも消し飛ぶよ 今だけ忘れて

 

クールぶって 格好つけてても

気が付いている 熱視線の先

火が付いたら とことんやる

見上げた空 知らぬ間に届く

 

朝にまどろむ 休日頃

溶けるアイスのようで

 

どうして すすんでいけるのかな?

希望でもあるの?

当てのない 何もわからないけど

道だけ見えてて 気まぐれにゆくの

 

lalala lala lalalala la...

 

歌え 踊れや 騒げ 人目をきにせず

音に触れれば 震える心身

 

飲めや 食えや 飛べや

と騒いだなら 悩みも消し飛ぶよ 今だけ忘れて

07

​スプーキー!

​詞/曲:南国(NNGK) 歌:知声

梟の鳴く闇の森

蝋燭の灯り揺れる

そよ風は冷たい

 

マダラ色のドレスみたい

集まる蟲の帳

深夜の羽ばたきは

呼吸の音

 

迷い人は彷徨い

あてもなくうろつく

踏み込んだ先は

こちら側へ戻れない

 

煙る森の奥に

光るまなこ怪しく

吸い込まれそうだ

夜明けまではまだ遠い

 

蝙蝠の影 月隠し

魔女の釜の香り

辺りに漂い

 

木々を抜ける叫び声

飢えた狼たちを呼び

蘇る死者たちは

踊る宴よ

 

迷い人は彷徨い

やがて森の民となる

心怯え恐れは

真実から遠ざける

 

煙る森奥深く

秘密の場所から

溢れる魔の使い

夜明けまでの異世界

08

ダイヤモンドハート

​詞/曲:ぱえりあ 歌:GUMI

生まれてきた時には既に手にしていた

繰り返す抉り傷に段々慣れた

 

時には痛くて泣いた

今はもう遠い時

 

刺して引っ搔いても傷付かない

何もものともせずに

 

ただ生き残るため今を

弾幕の中進む

 

年を重ねる度に失った綺麗さ

繰り返し浴び続けた猛毒のせいさ

 

時には思考を止めた

歩みは止められない

 

熱して引張っても崩れない

ただ鼓動を続ける

 

ただ生き残るため今を

輝きそこに在るだけ

 

殴って蹴とばしても砕けない

輝き返す想い

 

だた生き残るため今を

痛みすら感じずに

 

裂いて血を浴びても色褪せず

止まらぬ鼓動早く

 

ただ生き残るため今は

少し休んでいいかな

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